CONTENTS[特集]茨大×カーボンニュートラル
茨城大学では、気候変動分野に関する長年の研究?教育の実績を活かし、地域企業や自治体等と連携したカーボンニュートラルの達成に向けた取り組みを重点的に進めています。
その一環として、茨城大学は大学等間の連携を強化するための「カーボン?ニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」(2021年7月29日発足)に加盟しており、その中で、全体を取りまとめる「総会」および地域の脱炭素化に取り組む「地域ゼロカーボン ワーキンググループ」を担当しています。
茨城大学における気候変動分野の研究?教育の実績
茨城大学は2006年に設立した地球変動適応科学研究機関(ICAS/現 地球?地域環境共創機構(GLEC))を中心として、国内外における気候変動分野の研究?教育活動を推進してきました。
- 日越大学(ベトナム?ハノイ)の大学院「気候変動?開発プログラム」の幹事大学を担当 気候変動の影響が大きい地域での専門人材の育成に寄与(2016 年~)
- 2019年4月、茨城大学内に茨城県地域気候変動適応センター(iLCCAC)を設置。都道府県の地域気候変動適応センターを大学内に設置するのは全国初
- 2020年4月、地球変動適応科学研究機関(ICAS)と広域水圏環境科学教育研究センター(CWES)を発展的に再編し、地球?地域環境共創機構(GLEC)設立
- GLECが2020年度気候変動アクション環境大臣表彰(普及?促進部門)を受賞
エネルギーから見たカーボンニュートラル:2050年のその先へ―金野満副学長語る
カーボンニュートラルに関する普及?啓発活動
茨城大学では、学内外の専門家を講師とする講演会の開催などを通じて、カーボンニュートラルに関する社会的な背景や国内外の最新動向、技術開発の要点などの情報を発信し、地域の企業等と連携した取り組みにつなげています。
2050年カーボンニュートラル連続講演会(2021.04.23)
「2050年カーボンニュートラル実現に向けたイノベーション」
講師:山地憲治氏(東京大学名誉教授、地球環境産業技術研究機構副理事長?研究所長)
2050年カーボンニュートラル連続講演会(2021.05.10)
「グリーンリカバリーと気候危機:世界と日本の動き」
講師:小西雅子氏(世界自然保護基金(WWF)ジャパン専門ディレクター(環境?エネルギー)、昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授)
2050年カーボンニュートラル連続講演会(2021.05.21)
「パリ協定後の気候変動対策-変化の中での企業と地域」
講師:高村ゆかり氏(東京大学未来ビジョン研究センター教授)
2050年カーボンニュートラルオープンセミナー(2021.07.08)
「カーボンニュートラル事始め―CO2発生源の把握?対策に関する世界と日本の動き―」
講師:三村信男氏(茨城大学前学長、地球?地域環境共創機構特命教授)
[座談会]ファシリテーター:小寺昭彦(地球?地域環境共創機構講師)、ゲスト:吉田友紀子(工学部助教)
カーボンニュートラルオープンセミナー特別企画(2022.02.28)
「気候変動適応を通じた地域の活性化」
主催: 茨城大学、茨城県地域気候変動適応センター、(一社)地域国土強靭化研究所
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カーボンニュートラルに関するご相談?お問い合わせ
本学では企業や自治体と連携したカーボンニュートラルの達成の取り組みを推進していきます。茨城大学が有する研究シーズの活用等、カーボンニュートラルに関するご相談?お問い合わせは以下へお願いいたします。
- 茨城大学研究?社会連携部研究推進課
TEL:029-228-8601