CONTENTS人文社会科学部現代社会学科のポリシー
ディプロマ?ポリシー
1.世界の俯瞰的理解
世界の多様な文化と価値観について深く認識するとともに、国際社会、環境に対する幅広い知識と俯瞰的な理解力を有している。
2.専門分野の学力
- メディア及び国際?地域社会の諸課題についての学問的な方法、ものの見方?考え方、知見を身に付けている。
- 次に掲げる能力のいずれかを通じて、専門的な調査?分析?企画力を身に付けている。
メディア文化メジャー
メディア文化に関する幅広い知識を修得すると同時に、メディア制作や調査?研究に関する技能や情報発信能力を身に付けている。
国際?地域共創メジャー
国際学?地理学?社会学?政治学などの複合的な学びに基づいて、国内外の諸地域の課題を発見し、それらを調査?分析する能力を身に付けている。
3.課題解決能力?コミュニケーション力
- 問題を認識し課題を解決するために、情報を主体的に収集?分析?活用し、文章?口頭で的確に説明できる。
- 問題を認識し課題を解決するために、文化、社会、人間を多角的に捉えて考察できる。
- 問題を認識し課題を解決するために、目標に向かって多様な人々と積極的にコミュニケーションをはかる能力を備えている。
4.社会人としての姿勢
職業人や市民としての社会的責任と役割に関する自覚に基づいて、生涯にわたり自ら学び続ける積極性を備えている
5.地域活性化志向
現代社会のグローバル及びナショナルな動態を踏まえて国内外における地域の諸課題を見いだし、地域活性化や地域文化の創造に主体的に携わる意欲と能力を有している。
カリキュラム?ポリシー
1.教育課程の編成?専門分野の学力育成
- ディプロマ?ポリシーで定める5 つの能力を育成するため、メジャー(主専攻)とサブメジャー(副専攻)を組み合わせる「メジャー?サブメジャー制」による4年一貫の教育課程を編成する。
- 専門分野ごとの学問的な方法、ものの見方?考え方、知見、専門的調査能力及び企画力を身に付けさせるため、「学部基礎科目」をはじめとする基礎的な専門科目を1年次と2年次に、発展的な専門科目を3年次以降に配置することにより、4年間を通じて効果的に積み上げる専門教育課程とする。
- 専門分野ごとの学問的な知見、ものの見方?考え方、方法、専門的調査能力及び企画力を身に付けさせるため、メジャー選択に際し単位取得を要する科目(メジャー要件科目)を1年次に履修させた上で、1年次終了時にメジャーを決定し、メジャー必修科目を含めメジャーの特色に沿って配置された専門科目群を2年次以降に履修させることにより、体系的に学ぶ専門教育課程とする。
- 4年次にメジャーの専門性に基づく卒業研究(6単位)を必修とし、学びの集大成と位置づける。
メディア文化メジャー
メディア文化に関する幅広い知識?研究手法を身に付けるためにレベル2の専門科目群を置く。メディア制作や調査に関する専門的な知識?技能の修得と、他者と議論したり、自らの意見を発表?論述したりできる能力の修得のために、取材、記事執筆、コンテンツ制作、メディアに関する調査分析等、アクティブ?ラーニング型の演習科目を中心としたレベル3の専門科目群を置く。
国際?地域共創メジャー
国内外の様々な課題を念頭に置いた科目を学際的に学ぶ。国内外での調査法、情報リテラシーについて学び、課題発見能力及び調査分析能力の基礎を養成する。そのために、リテラシー科目は6単位以上選択必修とし、実践力を身に付けるアクティブ?ラーニング型の演習科目を開講する。
2.課題解決能力?コミュニケーション能力の育成
- 情報を主体的に収集?分析?活用し、文章?口頭で的確に説明することができる能力を養成するため、1年次から4年次まで、専門性の段階に応じた必修のゼミナール形式科目を置き、少人数によるアクティブ?ラーニング中心の教育を実施する。
- 多様な人々とコミュニケーションをはかって課題解決に取り組む積極性を涵養するため、上記のゼミナール形式科目を置くとともに、メジャーの特色に沿った実践的科目、PBL科目を置く。
- 文化、社会、人間を多角的に捉えて考察できる能力を養成するため、11のサブメジャープログラムから、自メジャー以外の少なくとも1つを学生の選択により履修させる。
3.実践的英語力?国際化志向
- メジャー毎に学問分野の特色をいかした、語学の向上と国際的視野を育む科目を配置する。
- 基盤教育科目「プラクティカル?イングリッシュ」により実践的英語力を養成するとともに、一層の語学力向上と国際的視野を育む科目を学部共通科目に配置する。
- 学生の目的意識に応じて、より高度な実践的英語力?国際化志向を養成するため、次の全学共通プログラムをサブメジャープログラムとして指定する。
- 「グローバル英語プログラム」(20単位):高度な英語コミュニケーション力を養成する
- 「日本語教育プログラム」(26単位):外国語としての日本語の教授能力を養成する
4.地域志向
- 地域についての認識を深め、地域の持続的発展に携わる意欲と能力を養成するため、学問分野の特色をいかした、地域をフィールドとする実践的科目、PBL系科目を配置する。
- 基盤教育科目「茨城学」により、地域についての認識を深め、地域の持続的発展に携わる意欲を涵養する。
5.社会人としての姿勢
- メジャー毎に学問分野の特色をいかした、アクティブ?ラーニングによる科目を配置し、自律的に学ぶ積極性を涵養する。
- 基盤教育科目「ライフデザイン」により、市民としての役割の自覚、生涯学び続ける意欲を涵養するとともに、キャリアを考える学部共通科目として「インターンシップ」「社会人入門」を置く。
6.教育の質の向上
- 4年間を通じて学生担任制によるきめ細かい履修指導を行う。
- ディプロマ?ポリシーに沿った到達目標に基づき、学修成果の可視化を図る。
- 授業の到達目標を実現するために、授業アンケートや教員集団FD等を通じた点検により、学修時間を確保することを含めて科目毎の教育方法を検討し工夫する。
アドミッション?ポリシー
入学者に求める能力?資質
現代社会学科には「メディア文化メジャー」「国際?地域共創メジャー」があります。そこでは、現代のさまざまなメディアの特質についての学びを通じて表現力?発信力を鍛えるほか、社会学、地理学、政治学、国際学などのアプローチによる国内外の地域課題の調査から、解決策を提案する力を養います。それにより、多様な人々との対話と協働をとおして現代社会におけるさまざまな課題を見いだし、地域活性化や文化の創造に携わっていけるような人材を育成します。
したがって、現代社会学科において入学者に求める能力?資質は以下のとおりです。
- (知識?技能)現代社会学科における専門分野の学修に必要な基礎学力
- (知的関心)
ア)現代社会におけるメディア、地域または国際社会についての広い知的関心
イ)現代社会における諸問題を、社会学、地理学、政治学、国際学などの手法を通じて自ら発見し、解決しようとする積極的な意欲 - (思考力?判断力?表現力)
ア)現代社会におけるさまざまな課題を他者とともに解決していくための基礎的な思考力、判断力、表現力
イ)現代社会におけるさまざまな問題を深く理解するための読解力や分析力、自分の意見をわかりやすく表現するための記述力などの基礎 - (主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)自主的?主体的に、さまざまな人々とコミュニケーションを取りながら、協働して活動する意欲
入学者選抜において評価する能力?成果
現代社会学科の入学者選抜において評価する能力?成果は以下のとおりです。
- 専門分野の学修に必要な国語、地理歴史?公民、数学、理科、外国語に関する基礎学力
- 文献?資料の読解のための英語に関する基礎学力
- 現代社会におけるメディア、地域及び国際社会に対する知的関心
- さまざまな課題を解決していくための基礎的な思考力、判断力、表現力
- これまでの学習や生活において、さまざまな人々とコミュニケーションを取りながら協働して活動した経験、あるいは探究活動の経験