茨城大学工学部?梅津信幸研究室のオープンラボを
日立シビックセンター科学館で開催
茨城大学工学部の梅津信幸研究室は、5月27日(土)?28日(日)の2日間、日立シビックセンター科学館9階の「ひらめきアトリエ」で、「2023春のオープンラボ@科学館」を開催します。オープンラボは同館入場者(別途入場料がかかります)であればどなたでも申し込み不要、無料で参加いただけます。
梅津研究室では、知覚情報処理やユーザーインターフェース(UI)についての研究を専門としています。現在は「あたらしい学びをつくる」というコンセプトを掲げ、画像認識やリアルタイムの画像処理、プロジェクション技術などを活用したインタラクティブな学習メディアの開発などに取り組んでいます。
「オープンラボ@科学館」は、梅津研究室で開発しているソフトウェアやデバイスを、子どもたちを中心とした一般の人たちに実際に利用してもらい、そのフィードバックを得て研究に活かすことを目的として、昨年(2022年)8月から実施しているものです。昨年度は3回(のべ6日間)開催し、今年度は2年目となります。今年度は5月、9月、来年1月に実施する予定です。
日立シビックセンター科学館での実施について、梅津准教授は、「スマートフォンやタブレット向けのアプリケーションと違って、科学館では、ユーザーが身体全体を使って体験できるような大きなものを扱えるのが魅力。また、科学館は多くの人が利用するため、多くのデータが得られる点もありがたい」と話します。
今回のオープンラボでは、足で操作する床プロジェクション、置かれた物体によって天板に映る映像に反応が起こるテーブル、文字や写真を使って大きな絵を描くアート、トロッコの塗り絵を取り込んで画面上で動かすデバイスなどのほか、学生が作成したゲームの体験、プログラミングの体験ブースなど、15を超える展示を用意しています。