【茨大ほっとステーション】和菓子のおいしさ、美しさをモダンな空間で堪能する
菓匠にいつま hanare
茨大からバスで10 分、徒歩で25分ほどの距離にある閑静な住宅街に、モダンなスタイルの和菓子カフェがあります。つくりたての美味しい和菓子と居心地のよい空間を求めて、休日には県外からも多くの人が訪れるという、その人気の理由を取材しました。(IBADAIVERS掲載記事)
「菓匠にいつま hanare」は、約60年の歴史がある本店「菓匠にいつま」から100メートルほど離れた静かな住宅街にあります。本店から歩いていける距離にあるので「hanare」と名付けられたこの店は2020年にオープン。県内はもちろんのこと、都内でもあまり見かけない、和菓子をモダンな空間の中で落ち着いて楽しめるカフェです。店長の新妻優友(にいつま ゆうすけ)さんにお話を伺いました。
お店のコンセプトは、「できたての和菓子を食べてもらうこと」。とくに店の看板商品のどら焼きは、注文を受けてから作るため、焼きたての皮のカリッとした食感を楽しむことができます。お菓子がディスプレイされたカウンターには、ほかにも季節を表す美しい和菓子が並びます。とくに上生菓子は、2週間に一度デザインを変えて提供しているそうで、上生菓子の新作を求めてお店に来られる方も多いそう。
和の要素を取り入れながらも、モダンであたたかみを感じさせる空間づくりも、この店の大きな魅力です。新妻さんは、「木を基調とした内装にして、年月に伴う色の変化を店の味わいとして生かしていくこと」を意識したそうです。笠間焼きを中心にした器類や、さりげなく飾られた生花や観葉植物、ちょっとした庭園を想起させるようなテラス席など、店全体で季節感を存分に堪能できるつくりになっています。店の奥には畳のスペースもあるので、お子さま連れの方も安心してこの空間を楽しむことができるそうです。
普段は和菓子を食べない方でも、ゆったりと心地よく過ごせるお店です。ぜひ一度足を運んでみてください!
SHOP DATA
茨城県水戸市堀町2160-3 / 9:00~18:00?月曜定休
取材?文:藤原七花(人文社会科学部2年)、柴田芽依(同1年)、谷口瑞輝(教育学部2年)
この記事は茨城大学の広報紙『IBADAIVERS(イバダイバーズ)』に掲載した内容を再構成したものです。