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講演会「パレスチナ人道危機の現状と現地の人々の声」開催
ガザ地区などで支援活動に従事する開発コンサルタント?山村順子さんを迎えて

 人文社会科学部市民共創教育研究センターは、1222日(金)1420分より、茨城大学万博manbetx官网人文社会科学部講義棟 10番教室において、パレスチナでの人道支援活動に従事してきた山村順子(よりこ)さんをゲストに、「パレスチナ人道危機の現状と現地の人々の声」と題した講演会を開催します。

 イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突は、ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃があった107日以降、人質解放や一時休戦といった局面を挟みつつも、日に日に激しさを増しています。とりわけパレスチナ自治区のガザ地区では、イスラエル軍の攻撃により、子どもや女性を多く含む1万人以上の民間人が犠牲となり、人道危機は深刻な状況です。

 本講演で講師を務める山村順子さんは、宮城県仙台市出身。2007年東京女子大学文理学部社会学科を卒業後、英国のイーストアングリア大学に進学し、「紛争、ガバナンスと国際開発学」の修士号を取得しました。帰国後は日本の電機メーカーに勤務しながら、複数のNGOでボランティア活動を経験。20172022年に、NGOの駐在員としてエルサレムに5年間滞在し、東エルサレム、そしてガザの難民キャンプで女性や若者に寄り添う支援活動に従事。その後もボランティアでガザを含むパレスチナ全土での巡回医療、ヨルダンに滞在するシリア難民支援などに携わり、現在は開発コンサルタント/北海道パレスチナ医療奉仕団メンバーとして、パレスチナ難民に関わる仕事で現地に赴くとともに、国内ではアフガニスタン難民の支援活動にも携わっています。

 今回の講演では、軍事衝突に至るまでの歴史的背景を学ぶとともに、山村さんのもとに日々届く、現地の人々の声に耳を傾けながら、パレスチナ人道危機の現状について考えます。

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山村順子さん講演会「パレスチナ人道危機の現状と現地の人々の声」

山村さん 日時: 2023年12月22日(金) 14:20 ~15:50
会場:茨城大学万博manbetx官网(水戸市文京2-1-1)人文社会科学部講義棟 10番教室
参加料:無料
主催:茨城大学人文社会科学部市民共創教育研究センター
後援:茨城大学SDGs推進プロジェクトチーム

企画運営:長田華子(アジア経済論)研究室、蓮井誠一郎(国際政治学?平和学)研究室、付月(国際人権法)研究室、佐々木啓(日本近現代史)研究室
対象:どなたでも
事前申込:参加者数把握のためこちらのフォームより事前の申し込みのご協力をお願いします。

※茨城大学ホームページに掲載しているイベント情報からもフォームへのリンクをご案内しています。