「涸沼」をテーマに水環境の気候変動適応を考える
茨城県地域気候変動適応センター主催
水環境シンポジウム「涸沼に関する適応のこれから」
茨城大学が茨城県と連携して運営している茨城県地域気候変動適応センターは、1月31日(水)13:00~15:00、水戸市民会館及びオンラインで、水環境シンポジウム「涸沼に関する適応のこれから」を開催します。
茨城県地域気候変動適応センターは、2019年4月、全国に設けられた地域気候変動適応センターの中では初めて大学に設置されました。大学が運営に関わっている利点を最大限活かして、学生や研究者が関わりながら、気候変動適応に関する積極的な普及啓発活動や県内自治体の適応計画策定支援に取り組んでいます。
今回は、茨城県地球温暖化対策実行計画における適応7分野(「農林水産業」、「自然災害?沿岸域」、「水環境?水資源」、「自然生態系」、「健康」、「県民生活」、「産業?経済活動」)のうち、水環境の分野に焦点を当て、ラムサール条約にも登録されている関東地方で唯一の汽水湖?涸沼(ひぬま)に着目した報告と意見交換を行います。
まず、茨城県環境政策課の須藤夏海氏が茨城県地球温暖化対策実行計画について解説し、続けて茨城大学地球?地域環境共創機構(GLEC)副機構長の藤田昌史教授が、水環境分野の適応策についての課題やポイントを説明します。その後は、茨城県から霞ケ浦環境科学センターの大内孝雄氏、大学から茨城大学地球?地域環境共創機構(GLEC)の金子誠也 助教、市民団体からクリーンアップひぬまネットワーク会長の水野恵美子氏がそれぞれの研究成果や活動内容を紹介し、官?民?学それぞれの立場から涸沼に関する適応策について意見交換を行います。
茨城県地域気候変動適応センター 水環境シンポジウム
「涸沼に関する適応のこれから」
日時:2024年1月31日(水)13:00~15:00
会場:水戸市民会館中会議室303/304(先着50名)/オンライン(Zoom)
参加費:無料
申込:会場参加?オンラインいずれも専用フォームからお申込みください。
(チラシにQRコードを記載)
登壇者:
【司会】加納 光樹(茨城大学 地球?地域環境共創機構水圏環境フィールドステーション長?教授)
【報告】
①「茨城県地球温暖化対策実行計画について」
須藤 夏海 (茨城県県民生活環境部環境政策課 主事)
②「水環境分野の適応策と課題」
藤田 昌史 (茨城大学地球?地域環境共創機構副機構長?教授)
③「涸沼の水質と塩分遡上について」
大内 孝雄 (茨城県霞ケ浦環境科学センター主任)
④「涸沼の魚類の多様性と保全」
金子 誠也 (茨城大学地球?地域環境共創機構助教)
⑤「クリーンアップひぬまネットワークの活動について」
水野 恵美子 (クリーンアップひぬまネットワーク会長)
共催:茨城大学 茨城県地域気候変動適応センター(iLCCAC)、茨城県
お問合せ:茨城大学地球?地域環境共創機構(GLEC)/茨城県地域気候変動適応センター(iLCCAC)
TEL 029-228-8800
E-mail ilccac[at]ml.ibaraki.ac.jp
(※[at]を@に変換してください。)