CONTENTS茨城大学の研究強化促進?策
茨城大学では、研究推進方針で定めた目標を具現化するため、重点?戦略経費のうち学長リーダーシップ経費、研究推進経費を用いて、学内の研究活動を支援するために以下の研究強化促進方策を実施しております。本支援を通して、大学の使命である「学術研究の蓄積と継承」と「先進的な研究成果の創出」の実現を目指します。
社会的インパクト創出に向けた学長トップダウン型の研究支援
特色研究加速イニシアティブ支援[詳細]
本学の特色ある研究を進める研究者に対し、論文発表など一層の研究成果発信や外部資金の獲得推進に資するため、学長リーダーシップ経費によって支援するトップダウン型の学内支援制度です。
新たな研究の展開やスタートアップに向けた研究支援
茨城大学では、研究のフェーズごとに以下の2つの学内ファンドを設定して支援を行っています。
Research Booster[詳細]
新規研究テーマの立ち上げや研究の飛躍的進展をねらう本学の研究者個人、または小規模な研究グループを対象に、研究資金の配分を行っています。次世代の「特色ある研究分野」の確立や外部資金獲得、大型の産学官連携への発展、ひいては社会変革につながるイノベーションの創出を目指しています。
つくば産学連携強化プロジェクト[詳細]
産業界への技術移転や新規起業を目指した研究活動を促進するため、本学と筑波大学及びつくば地域の研究開発法人との共同研究を対象に、研究シーズの事業化に向けた研究資金の支援を行っています。
研究力の向上(環境整備、成果発信、サバティカル等)に向けた研究支援
アーリーキャリア教員研究費支援
本学に採用されたばかりの若手教員や博士取得後8年未満の教員を対象に、研究基盤の整備、外部資金の獲得等に向けた研究費の支援を行っています。
テニュアトラック教員研究費支援
本学テニュアトラック教員を対象に、テニュアトラック期間中における外部活動に必要な研究費の支援を行っています。
科研費等再チャレンジ支援
外部資金獲得に向けた再チャレンジを支援するための制度です。当該年度の科学研究費助成事業や大型の競争的資金の審査において一定程度の評価を受けながらも、惜しくも不採用となった研究課題に対して、研究費の支援を行っています。
茨城大学プロジェクト?スピンオフ支援
本学の研究力?教育力?地域力?国際力を飛躍的に向上させるため、新たな組織形成や大型外部資金確保などの飛躍的進展が強く期待される事案を対象に、短期?集中的な人的?財政的な支援を行っています。
英文論文投稿支援制度
教育研究の成果を広く国内外に発信し、本学の研究力向上、ひいては我が国の研究力及び国際的プレゼンスの回復に貢献するため、英文論文の投稿を積極的に支援しています。英文論文の投稿にかかる経費(論文原稿の英文校閲料、投稿料、掲載料等)の支援を行っています。
出版等支援【試行】
優れた研究成果の公開?流通を促進し、学内外の学術交流を図るため、出版やデータベースの作成?公開にかかる経費の支援を行います。
サバティカル制度[詳細]
教員の教育及び研究等の能力を向上させることを目的として、教育、校務及び社会連携活動に係る職務の全部または一部を一定期間免除し、学外の教育研究機関等において自らの研究に専念させる「サバティカル制度」を実施しています。
短期研究派遣支援【試行】
研究力向上に重要な一定期間研究に専念できる環境を提供するため、サバティカル制度では対応が難しかった、比較的短期(1カ月以上3カ月未満)で集中的に実施する学外研究機関での研究活動に対して支援を行います。