阿見キャンパスが小学生の学び舎に
ー外国にルーツを持つ子どもたちの支援活動
- 2024年3月13日
-
- グローバル
- 全学教育機構
- 地域連携
- 子ども
両親またはそのどちらかが日本国外出身である子どもたちのことを、「外国にルーツを持つ子どもたち」といいます。子どもたちは、日本語が主となる学校の勉強についていくことができなかったり、友だちを作れず孤立したりすることがあります。日本に住む外国人の増加に伴い、そうした子どもたちの人数も年々増えています。
こうした状況も踏まえ、2023年度から「阿見町の国際化プロジェクト―新たな課題の解決に向けて」の一環として、全学教育機構の瀬尾匡輝准教授、農学部の坂上伸生准教授と茨城大学の学生たちが阿見町町民活動課と阿見町国際交流協会と協力し、阿見町内の外国にルーツを持つ子どもたちに向けた学習支援活動を始めました。
週1回の支援活動では、前半で子どもたちの宿題や音読のサポートを行い、後半で子どもたちが日本語を学習できるようなゲームで一緒に遊びます。学生たちは、子どもたちが楽しく日本語を学べるよう、工夫を重ねています。
子どもたちの保護者からも期待を寄せられており、阿見町と連携し、継続して支援活動をおこなっていきます。